Ruddy
Ruddy Fly, Berners

フライフィッシング用語辞典

Fly Fishing Dictionary


ShellFly,
ShellFly, Berners
   
 
ロイヤル・コーチマン、ウェット Royal Coachman, wet:英語 《フライ》
 アメリカのウェットフライ。和訳:王室の御者。コーチマンのバリエーションなのだが、独特の華麗なボディとテイルで、オリジナリティの高いフライであり、数あるフライ・パターンの中でもっとも有名なパターンの一つだろう。オリジナル・タイヤーはニューヨーク市のジョン・ヘイリーJohn Hailyで、彼はフライタイヤーであり、アメリカでははじめてのフライ・タイイング・マテリアルのディーラーであった。
 このパターン誕生の逸話。ヘイリーは1878年、常連のある紳士から「自分はコーチマンがとても好きなんだが、壊れやすいのが残念だ。そこで、ピーコック・ボディの中央を赤いシルクで巻くと丈夫になるんじゃないだろうか。そして、テイルにウッドダックを使ってみてはくれないだろうか」と頼まれた。そしてロイヤル・コーチマンが生まれたのだった。このフライはチャールズ・オービスの目にとまり、オービス社で会議が開かれ、チャールズの兄弟のエル・シー・オービスL. C. Orvisがロイヤル・コーチマンと命名した。そして、1878年、オービス社から発売された。
 このフライ・パターンの発表以後、ロイヤル・コーチマンRoyal Coachmanのドライフライ・パターンが生まれ、このフライのボディとテイルのパターンを使って多くのバリエーションが作られ、それぞれのフライには"ロイヤル"という表現が使われている。たとえば、ロイヤル・トルード、ロイヤル・ウルフ、ロイヤル・ハンピー、ロイヤル・レネゲイドなど。
【タイイング・マテリアル】
フック:8−14番
スレッド:ブラック
テイル:ゴールデン・フェザント・ティペットまたはウッド・ダックの黒と白の縞のファイバー
ボディ:ピーコック・ハール+レッド・フロス+ピーコック・ハール
ハックル:コーチマン・ブラウン
ウィング:ホワイト・ダック・クイル、ダウン・ウィング
【資料】Fishing with the fly, 1968(1886). Favorite flies and their histories, 1988 (1892). Modern trout flies and how to tie them, 1979 (1975). Trout flies (Williams), 1932. Fly patterns and their origins, 1944 (1943). Royal Coachman、2000。
→コーチマン、ロイヤル・トルード、ロイヤル・ハンピー、ロイヤル・レネゲイド
 
 
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ライズを待つ、モンタナ州の山上湖にて
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