Detached
Detached Greeen Drake, Halford

フライフィッシング用語辞典

Fly Fishing Dictionary


Detached
Detached Olive, Halford
   
 
りょうじくうけ(両軸受け)リール 《リール》
 リールで、リール軸の両端がリール・フレームに固定されているもの。構造は、2枚の金属板をピラーをはさんでネジで止め、その中にスプールが入っており、側板中央に突出したスプール軸をハンドルで回転させる。
 この構造を持つフライリールは19世紀にイギリスで初めて作られた。スコットランドではパーン・リールPirn reelという両軸受けのブラス(真鍮)・リールが作られ、ついでイングランドのバーミンガムでジェイムズ・ヘイウッドJames Haywood、メアリー・ヘイウッドMary Haywoodなどの名工たちによって美しいブラス・リールが作られた(バーミンガム・スタイル・リール)。その後、材質はニッケル・シルバーが使われるようになり、19世紀の後半にはアメリカのヴォンホフVom Hofeが優れたリールを作った。20世紀に入り、オットー・ズワーグOtto Zwarg、スタンリー・ボグダンStanley Bogdan、アーサー・ウォーカーArthur Walkerらも優れた両軸受けリールを作っている。
 片軸受けリールは量産された軽量・廉価の実用的なリールであるのに対して、両軸受けリールはハンドメイドの高級品と考えていいだろう。回転のスムーズさ、ドラッグの正確さ、独特のラチェット音、仕上げの美しさ、などの点はやや重いという欠点を忘れさせるものとなっている。
対することば:片軸受けリール
【資料】Antique fly reels, 1999. Classic and antique fly-fishing tackle, 1997. Trout (Schwiebert), 1978.
→フライ・リール、パーン・リール、バーミンガム・スタイル・リール、ヴォンホフ・リール、ボグダン・リール、ウォーカー・リール、かたじくうけ(片軸受け)リール
 
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