Hinotori
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フライフィッシング用語辞典

Fly Fishing Dictionary


Quill
Quill Gordon
   
アサートン、ジョン John Atherton:英語 《人》
 アメリカ人、画家、フライフィッシャーマン、フライタイヤー。1880-1980。バーモント州アーリントンに住んだ。彼の絵は数々の賞を受けており、アメリカを代表する画家の一人。
 よく引き合いに出されるのが、フライ・パターンに関する彼の考え方で、彼はフライフィッシャーマンのいうイミテーションというのは19世紀のパリの画家たちの考えた印象主義(インプレッショニズムimpressionism)と何ら変わるところはない、と述べている。フライのイミテーションは写真のように本物に似せることではなく、本物の持つリアリティの要素を表現することに他ならないと。
 よく知られている彼のオリジナル・フライ・パターンにアサートン・ニンフがある。1951年、"The Fly and the Fish、フライと魚"という本を書き、美しいイラストもすべて本人の手書きである。
【資料】The fly and the fish, 1951. Trout (Schwiebert), 1978.
→アサートン・ダーク・ニンフ
 
 
あしざわ・かずひろ(芦澤一洋 《人》
 日本人、フライフィッシャーマン、アウトドア・ライター。1938 - 1996。山梨県鰍沢 (かじかざわ)生まれ。アメリカのロッキー山脈とその周辺〜西部の州を歩き、日本にアウトドア・ライフの楽しみ方を紹介したが、なかでもアメリカン・スタイルのフライフィッシングを日本に紹介した業績は大きく、日本の近代フライフィッシングの草分け的存在。ジャパン・フライフィッシャーズ (JFF) 初代会長。
 著書に、「バックパッキング入門」(1976)、「自然とつきあう五十章」(1979)、「西洋毛鉤鱒釣師譚」(1979)、「フライフィッシング全書」(1983)、「山女魚里の釣り」(1989)、「渓流釣り」(1989)、「日本のフライ・フィッシング」(1989)、「バック・カントリーをめぐるとっておきの14の話」(1990)、「きょうも鱒釣り」(1995)、「フライフィッシング紀行 」(1998) 、「私の出会った心の川」(1999)などがある。中でも 「西洋毛鉤鱒釣師譚」は若き日の芦沢がフライフィッシングをしながらの旅を感動をまじえてつづったもので、一読をお奨めする。
 永眠のあと、JFFによって芦澤一洋奨学基金が設立され、アメリカのモンタナ州の大学で河川環境や魚族学を勉強する学生を支援している。
【資料】西洋毛鉤鱒釣師譚, 1979. フライフィッシング全書, 1983. 山女魚里の釣り, 1989.
 
 
 
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