Hinotori
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フライフィッシング用語辞典

Fly Fishing Dictionary


Quill
Quill Gordon
   
アカマダラカゲロウ 《昆虫》
 マダラカゲロウ属で、学名はEphemerella (Serratella) rufaイフェメレラ・ラファ。通称アカマダラ。ダン/スピナーの体色は赤みがかっており、オスの目はことに赤く大きい。命名者は今西錦司。
 体長6〜8ミリメートル前後の小型のカゲロウ(フック・サイズで18〜20番)で、本邦の山地〜中流の水質の良い川に広く分布し、羽化は4〜6月と8〜10月の年2回。後者の夏世代のダンは春世代の物より2割方小さい。また、夏世代は夕方大発生をすることがある。ニンフはクローラー・タイプcrawlers。 フライフィッシングではなじみの深い重要なカゲロウであり、欧米にはアカマダラカゲロウの兄弟のようなブルーウィングド・オリーブ、イギリスにはシェリー・スピナーがいて、これまで多くのフライ・パターンが作られてきている。
 以下、忍野桂川での小川・黒石・森村らの観察。アカマダラカゲロウの羽化は4月下旬〜10月で、この間は持続的に羽化があり、時間帯は午後3時〜6時半が多い。また、このカゲロウはドラウンド・ダンdrowned dunとなって流下することが多いので、ライズ・フォームはスプラッシュ・ライズとはならず、小さく静かなライズとなることが多い、という。桂川ではアカマダラカゲロウの羽化期が長いので、ホソバマダラカゲロウやクシゲマダラカゲロウの羽化と複合羽化をすることがしばしばあり、その時は特に難しい釣りになる。また、アカマダラカゲロウのスピナー・フォールは5月の下旬以後で、午前10時前後と夕方の6時以後で見られるが、あまり鱒たちの食欲を誘っていないらしい。
【資料】日本産水生昆虫検索図説, 1998. 水生昆虫アルバム, 1997。サイトフィッシングの戦術, 2000. ビデオ版忍野ノート, @A, 2000. 水生昆虫ファイル@, 2002.
→ブルーウィングド・オリーブ、シェリー・スピナー、マダラカゲロウ属、ドラウンド・ダン
 
 
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神奈川県、相模川
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